QCTとThinkParQは、QCTハードウェア上でBeeGFSデモ環境を提供
Solution
14 Jun. 2018

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[カイザースラウテルンおよびデュッセルドルフ、ドイツ、2018年6月11日] Quanta Cloud Technology(QCT)およびThinkParQ GmbH(TPQ)は、協力関係を次の段階に進めます: QCT DACHはドイツNRW州都デュッセルドルフに位置しており、顧客向けにBeeGFS機能のデモ、BeeGFSの利点や、QCTソリューションQxSmart HPC/DLの展示を行っています。

 

2017年11月にQCTとThinkParQはI/O集約的HPCクラスターについて提携しておりますが、この提携が次の段階に達することとなりました。QCT欧州支店ではIntel Rack Scale Design(RSD)を統合したBeeGFSを含む小規模HPCシステムを構築しており、デモ環境の準備が整いはじめました。計画では、最大5台のサーバーから成る稼働中システムが展示されており、QCTの主要サーバーモデル QuantaGrid D52BQ-2Uが利用されています。

このサーバーはツールレスな 2.5’’/3.5’’HDD またはSSD、および最大5枚までのPCIeスロットが1U筐体の中に搭載でき、究極のコンピューティング容量やストレージ密度を提供します。この主要モデルではIntel Xeon プロセッサー・スケーラブルファミリーを搭載しており、これは倍精度浮動少数演算で2倍の理論性能を達成します。またサーバーあたり最大112スレッドを実行することができます。モニタリングを容易にするためにQCT独自のデータセンター管理システム(QSM)を提供しており、これは業界標準のRESTful APIとIntel RSDに対応しています。QCTが提供するQxSmart HPC/DLリファレンスアーキテクチャーはHPC、DLの利用に完全に適合しております。またメタデータやオブジェクトストレージ要件があるときは、QuantaGrid D52BQ-2U QCT製サーバーが完璧な選択となります。これらは複数のストレージ構成が可能であり、オプションでNVMe階層、HBAパススルー、従来型キャッシュバックアップ対応MegaRAIDを選択できるため、多様なソフトウエア定義ワークロードに活用することができます。それ以上に、このモデルは柔軟なI/Oオプションを有しており、様々なSASメザニン、OCP NIC/PHYメザニンオプションを有しているため、ユーザーはLOMやRAIDコントローラーを搭載するための追加費用は必要がありません。

 

ThinkParQ社CEO Frank Herold氏は次のように述べています。「BeeGFSの使いやすさ、最大限の拡張性、BeeGFSオンデマンド(BeeOND)、バディミラーリング、または新たに導入されたRSDによるストレージプールの概念が適用されたこのデモ環境は、 様々な顧客のために最大限の柔軟性を提供するとともに、QCTとThinkParQによる統合ソリューションの価値の証明となるでしょう」

 

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